美容外科の求人募集に医療事務資格が採用に有利だと記載されていた

医療事務の資格を取りました

20年ほど前、私が大学生だったときは日本経済が不景気の真っ只中で、就職難な状態が続いていました。
有名大学を卒業しても就職できない人が多かったので、これからの時代は何があっても対応していけるように、実力を備え付けておくことが必要だと感じました。
大学でも就職セミナーを開催するだけでなく、資格取得のための補助講座が開催されるようになりました。
大学に入ったら勉強をせずに遊ぼうと考えていた自分にとっては、大学の勉強の他に資格を取得するために勉強しなければならないことが嫌でしょうがありませんでした。
しかし友人は資格取得に一生懸命だったこともあり、それにつられるように医療事務の資格を取得することにしました。
その後、大学を卒業して一般の会社に就職しましたが、そこで知り合った男性と縁があって結婚することになりました。

「資格なし」と書かれていた美容外科の求人に応募した時の話

「資格なし」と書かれた美容外科の求人を目にしたのは7年ぐらい前の出来事です。
当時の私は専門学校を卒業していたものの、卒業間近に行われる就職活動を疎かにしていたせいで卒業後にハーローワークに通うようになった身の上でした。
専門学生の頃は「就職しなくても何とかなる」と考えていましたが、卒業から時間が経っても就職できない現実に徐々に焦りが湧いてきた事をよく覚えています。
そのため次第に当初希望していた職種とは畑違いの求人にもチェックするようになりました。
その結果は散々なものでしたが、仕事を見つけていない以上、諦めるわけにはいきません。
直接口に出される事はほとんどありませんでしたが、家族からのプレッシャーは凄まじいものでした。
一度だけ姉たちから私の就職活動に対して叱られた事がありますが、今思い出しても二度と体験したくないものです。
そんな環境にいたため、当時の私はとにかく必死でした。
その時に見つけたものが「資格なし」と書かれた美容外科の求人です。
美容外科という分野に限らず、私にとって「資格なし」と書かれた求人は希望そのものでした。
私は雇用主が求めているスキルを持っていないうえにスキルを習得するための費用すらありませんでした。
周囲の人間に協力してもらえば救いはあったかもしれません。
しかし学生時代から苛められていたので友人と言える人はおらず、家族は体裁を保っているものの、家庭崩壊を起こしていたので無理でした。
我ながら酷い環境ですが、その環境に対して諦めて受け入れていました。
そんな私にとって先述したように「資格なし」の求人は希望でしたが、その内容によっては引っかかるものを感じる事が度々ありました。
美容外科の求職の内容もまた引っかかるものをすぐに感じました。
職務はいわゆる受付嬢と事務員で、給料や職務時間などは差し当たりはありませんでした。
しかし何度も応募しても合格できなかった私には一種の予感がありましたが、やはり「仕事が見つかるかもしれない」という希望を手放す事はできません。
さっそく応募を申請し、家に帰って履歴書を書いて求人に書かれていた住所に送ったところ、書類審査を通過する事はできました。
この時の私は喜びよりも驚きのほうが勝り、通告の手紙を読み返しました。
それは私が抱いた予感が半ば外れてしまったからです。
それは「見た目の良い子を探しているだろう」という予感でした。
確かに「資格なし」という求職には期待はできますが、その中身は仕事を探している者にとって残酷なものです。
「資格を求めていない」と語っているくせに「即戦力になる人物を探している」や「器量が良さそうな子がいい」という本音が面接で伝わってきます。
実際にストレートに言われた事もあり、たとえ言われなくても不合格になってハローワークのスタッフに採用された人物について打ち明けられた事もありました。
そんな経験をしていたため、半ば諦めていましたが、思いもよらなかった事態に「もしかしたら」と胸を膨らませました。
そして後日、指定された日に求職を出した美容外科のクリニックに行きました。
小さなビルの3階にあったクリニックは白を基調にした内装で、清潔感があって悪くありませんでした。
訪れてから面接するまでの流れも悪くなく、面接官を担当した女性が行った質問も一般的でした。
しかし私は途中で諦めました。
その理由は簡単で、面接官の女性が私の答えを聞き流しながら次に訪れる応募者の履歴書を見ていたからです。
それまで赴いた面接した場所でもそういった対応をされた事はありません。
ショックのあまり、泣きそうになりましたが、何とかこらえて最後まで応募者としての態度を崩しませんでした。
その後、面接は終わって届けられた手紙には「不合格」と書かれていました。
「つくづく上手くいかない」と落胆しながら、私はまたハローワークに向かったのです

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